業務利用が多いため、総走行距離が100万kmを超えてしまったトラックは多く見かけます。しかし乗用車とは異なり、廃車ではなく買取が可能な場合が多いです。また低年式であったとしても、海外においては10～20年程度では古い車種にあたらず、問題なく買取が可能である場合があります。トラックは海外に販路があるため、過走行であっても高値で取引が可能という訳です。

特に日本のトラックは頑丈で壊れにくいことから、海外で人気です。新興国である東南アジアや、アフリカなどで需要が高くなっています。そういったエリアへの販路を持つ買取業者に依頼すれば、より高く買い取ってもらえるでしょう。中でも人気の種類は、車高が高く悪路でも安全に走行できる高床トラックです。

またトラックは、エンジンとその動力をタイヤに伝えるトランスミッションが無事であれば現役で使えます。大まかに表現するのであれば、動く限り買い取ってもらえる可能性があるということです。あとは車体とパワートレーンに問題がないのであれば、架装業者に依頼して修繕することで現役として活躍させられます。問題なく動く車両の中でも、2トン車以下のものは人気があります。

普通免許でも運転できる車両であるからで、海外はもちろん国内でも需要は高いです。多少故障した箇所があっても、少しの修繕やパワートレーンの入れ替えで活用できる事例は少なくありません。すぐに廃車という判断を下さず、一度査定に出して買い取ってもらえないか確認をとることをおすすめします。