トラックの高額買取のためのポイントとして、まず車体・外装に関するトピックから見ていきます。車体の傷やへこみは、微かな擦れであれば気にする必要はありません。査定額に大きな影響があることが少なく、早まって修理をした場合その修理費分の査定額アップが見込めない可能性もあります。大きな傷やへこみは減額対象となるものの、同じく修理費とつり合いが取れない場合があるため、一度査定の担当者に相談するのがおすすめです。

エンジンの動作および、エンジンルームの整備状況はその状態によって額が増減します。これはトラックに限らず、自動車・バイクなど全般において作用する要因です。日頃からメンテナンスをこまめに実施して、気になる症状が出たら早めの修理が大切です。オイル漏れや鮮度にも、気を配っておくようにしましょう。

トラックに一台ずつ割り振られた、車体番号が識別できるかどうかも査定ポイントになります。車両の扱いによっては、錆びたり薄まったりというように判別しにくくなっている可能性もあります。解読不能になれば車検を通すことが不可能となるため、正式な手続きを踏んだ再度の打刻が必要です。また車検を通らないほどの、著しい改造に関しても注意しなくてはなりません。

買取額が下がるだけでなく、そもそも受け付けてもらえない可能性もあるからです。内装面では、車内の臭いやシートの汚れなどが査定ポイントとなります。内部では喫煙や食事をとったりする場面も少なくないため、消臭処理やシートの清掃などをこまめに行うことが大事です。他にもメーターパネル内のチェックランプ、警告灯の点灯の有無に関しても査定基準となります。

機構・安全装備に異常が出ていると点灯するため、当然ながらランプの点灯・点滅があれば買取額が減額されてしまいます。